DOPAGAKI ATLAS刺激エンジン詳細

04 刺激エンジン

未知探索型UIの設計:意味のある発見で未確認の領域を明かす

見えない場所に、何かがある。

未知探索型は、未確認の領域そのものを行動の理由にする。地図の一部を隠したまま、その縁の手がかりで見に行きたくさせる。未知へ踏み込むたびに、空白を埋めるだけでなく、意味を変えるものや新しい経路が見つかるようにする。育成強化型と違い、報酬は強くなった自分ではなく、新しい土地と新しい選択肢である。

01

分類と反復行動

刺激エンジンは「何がもう一回を生むか」の軸。見た目の世界は表現テーマとして別に選ぶ。

刺激エンジン
未知探索型 Unknown exploration
反復行動
既知の領域の縁で経路や区画を選び、偵察役を送り込み、晴れた場所が何を明かすかを読む。
基本ループ
  1. 未知
  2. 探索
  3. 発見
  4. 新しい未知
代表フィードバック
霧が晴れる、地図が広がる、ランドマークが現れる

02

ループを組み立てる

開始状態、入力、結果、次に行動できる状態までを一つの流れとして設計する。

  1. 開始状態

    地図は手前の安全な部分だけが見え、隠れた領域の縁で明滅する信号や立ちのぼる湯けむりのような手がかりの一部が何かを示している。

  2. 入力

    手がかりへ向かう経路をなぞるか選んで確定すると、偵察役は利用者が確定したとおりの道をたどる。

  3. 結果・報酬

    手がかりから外へ覆いが晴れ、地形が起き上がり、名前の付いたランドマークが現れ、発見で開いた経路の分だけ経路リストが増える。

  4. 次に行動できる状態

    発見の先に新しい未知の縁と、別の種類の手がかりが現れ、利用者は自分のペースで次の方向を選べる。

03

フィードバックの出し方

動きや音だけに頼らず、どの経路でも状態の変化が読めるようにする。

04

制作コントロール

8つの制作コントロールで、反応の強さと順序を決める。

  1. 入力

    未知への経路を利用者になぞらせるか選ばせ、指を離したときに確定する。偵察役が動く前に、確定した道筋が見えているようにする。

  2. タイミング

    移動は短く読みやすくし、走査には一拍の溜めを置き、そのあと領域を素早く晴らして、出現演出が次の選択を止めないようにする。

  3. ヒットストップ(間)

    約100ミリ秒の短い静止は、手がかりの上で覆いが裂けて開く瞬間、出現が広がる前に一度だけ置く。移動中は地図を止めない。

  4. 増幅

    偵察役の周りの小さな隙間から領域全体の晴れへと広げ、ランドマークを一つ起こし、そこから新しい霧の縁へ向けて経路を伸ばす。

  5. 文字

    発見した場所に名前を付け、何が開いたかを、たとえば新しい経路数で伝える。ラベルは地図に固定し、場所として読めるようにする。

  6. カメラ

    偵察役を滑らかなスクロールで追い、できるだけ出発点と発見地点を一つの画面に収めて、自分がどこにいるかを見失わせない。

  7. 音と触覚

    隠れている間は柔らかな環境音の質感を使い、発見には澄んだ開く音を一つ使う。軽い振動は経路の確定に使い、一歩ごとには鳴らさない。

  8. 次の期待

    新しく見えた未知の縁と別の手がかりで終え、比べられるように経路を並べ、次にどこへ行くかの選択は利用者に委ねる。

05

効く場面と崩れる場面

向いている用途、崩れ方、リスク、アクセシビリティ、操作に使わないための境界。

向いている用途

  • 移動につれて区域が明らかになる地図やステージの画面
  • ツールで一つの機能を見つけると関連機能が開く機能発見
  • 探索した内容とつなげて新しい話題を開いていく学習コンテンツ

崩れ方

  • 選択も意味も何も変えない空っぽの地面を明かしてしまう
  • 経路を計画するのに必要な情報まで霧の向こうに隠してしまう
  • カメラを動かしすぎて、地図上の自分の位置を見失わせる

リスク

出現がどれも空白を埋めるだけなら、好奇心は確認作業の一覧に変わり、地図は雑用に感じられる。手がかりが発見の中身以上を約束すると、次の手がかりへの信頼が損なわれる。

アクセシビリティ

未発見・晴れた場所・経路の状態を、霧の濃さや色だけでなく模様とラベルで区別する。なぞる操作に加えて一覧からも経路を選べるようにし、動きを減らす設定では晴れた地図へ直接切り替える出現にする。

倫理上の境界(操作に使わない)

探索は正直な手がかりで動かす。地図の開示や偵察の高速化を売ったり、発見を有料のランダム抽選の向こうに置いたり、隠れた領域をちらつかせて実は購入が必要な場所だったと明かしたりしない。

06

標本動画で文法を見る

6秒・縦型 1080×1920・30fps・音声なしの標本動画と、その内容のテキスト代替。

6秒・縦型 1080×1920・30fps・音声なし

暗い青緑の偵察マップ。左下の安全地帯(湖・テント・発着台)だけが見え、残りは霧の塊に覆われている。霧の縁で黄色い信号が途切れながら光り、霧の上に湯けむりが少しのぞく。指が発着台のドローンに触れ、湖の下を回って信号までなぞると、なぞった所まで黄色い点線が伸び、離したフレームで実線になって「確定」と出る。ドローンは引いたとおりの道を飛び(地図はドローンを追って下へ送られる)、霧に入ると羽根の風で道筋の霧を押しのけ、信号の上で止まって走査する。羽根の風が強まって渦を巻き、霧が渦の向きに裂けて0.1秒止まる。続いて風の前線が信号から広がって霧を外へ吹き払い、晴れた所から木や岩橋が起き上がり、隠れていた温泉源が噴き上がって(「発見 温泉源」)、湯が沢を流れる。温泉から流れる沢と、谷に架かる岩橋に沿って「沢沿い」「岩橋」の二つの経路が伸び、それぞれ次の霧の縁で止まる。下部の経路リストは「信号へ」の1本から「温泉源」「沢沿い」「岩橋」の3本(経路 3)になる。最後に霧の奥で水色の別の信号が明滅し、指が右から横向きに入ってドローンへ戻り、次の進路を引く構えになる。

このエンジンの生成例

  • 未知探索型 × 王道冒険 — 6秒高刺激モーション
  • 未知探索型 × ブロック創作 — 6秒高刺激モーション
  • 未知探索型 × 電脳侵入 — 6秒高刺激モーション

ギャラリーでこのエンジンの実例を見る

08

制作者向けプロンプト

AI や制作チームへそのまま渡せる日本語の制作指示。

この記事のために、標本と分類から書き起こした制作指示。生成時の原文ではない。

刺激エンジン「未知探索型」を使った、6秒・縦型のUIモーション標本を制作してください。
反復行動:未知への経路を利用者になぞらせるか選ばせ、指を離したときに確定する。偵察役が動く前に、確定した道筋が見えているようにする。
開始状態:地図は手前の安全な部分だけが見え、隠れた領域の縁で明滅する信号や立ちのぼる湯けむりのような手がかりの一部が何かを示している。
入力とタイミング:移動は短く読みやすくし、走査には一拍の溜めを置き、そのあと領域を素早く晴らして、出現演出が次の選択を止めないようにする。
ヒットストップ(間):約100ミリ秒の短い静止は、手がかりの上で覆いが裂けて開く瞬間、出現が広がる前に一度だけ置く。移動中は地図を止めない。
増幅:偵察役の周りの小さな隙間から領域全体の晴れへと広げ、ランドマークを一つ起こし、そこから新しい霧の縁へ向けて経路を伸ばす。
文字:発見した場所に名前を付け、何が開いたかを、たとえば新しい経路数で伝える。ラベルは地図に固定し、場所として読めるようにする。
カメラ:偵察役を滑らかなスクロールで追い、できるだけ出発点と発見地点を一つの画面に収めて、自分がどこにいるかを見失わせない。
音と触覚:隠れている間は柔らかな環境音の質感を使い、発見には澄んだ開く音を一つ使う。軽い振動は経路の確定に使い、一歩ごとには鳴らさない。
次の期待:新しく見えた未知の縁と別の手がかりで終え、比べられるように経路を並べ、次にどこへ行くかの選択は利用者に委ねる。
動きや音がないとき:発見前後の地図の状態、名前の付いた発見、更新された経路リストだけでも、何が見つかりどこへ通じるかが伝わる。
アクセシビリティ:未発見・晴れた場所・経路の状態を、霧の濃さや色だけでなく模様とラベルで区別する。なぞる操作に加えて一覧からも経路を選べるようにし、動きを減らす設定では晴れた地図へ直接切り替える出現にする。
倫理上の境界:探索は正直な手がかりで動かす。地図の開示や偵察の高速化を売ったり、発見を有料のランダム抽選の向こうに置いたり、隠れた領域をちらつかせて実は購入が必要な場所だったと明かしたりしない。
文字と主要UIのコントラストを十分に保ち、動きを減らす設定や音声なしでも意味が伝わるようにする。
オリジナルの抽象的な題材で作る。既存の作品・キャラクター・ロゴ・ブランド・独自UIを模倣しない。