DOPAGAKI ATLAS刺激エンジン詳細

13 刺激エンジン

連続維持型UIの設計:損失回避に頼らず、続けてきた日々を祝う

続けてきた記録を、途切れさせたくなくなる。

連続維持型は、今日の一回を積み重ねた記録の中に置き、続けてきた日々が目に見えて一つ伸びたことを返す。利用者がもう一度するのは、日をあけて戻り、今日の分を済ませることだ。時間そのものを再訪のきっかけにする点で他の型と分かれ、そのぶん休止と猶予を最初から設計に含める。

01

分類と反復行動

刺激エンジンは「何がもう一回を生むか」の軸。見た目の世界は表現テーマとして別に選ぶ。

刺激エンジン
連続維持型 Continuity maintenance
反復行動
日をあけて戻り、今日の課題を一つ済ませて記録の枠を埋める。
基本ループ
  1. 再訪
  2. 達成
  3. 記録維持
  4. 次回予告
代表フィードバック
カレンダー、炎、連続日数、期限、復旧権

倫理上の注意: 連続維持と損失回避

期限切れで記録や財産を失う罰を中心にしない。休止日・猶予・記録復旧を標準で用意し、通知は簡単に止められるようにする。

02

ループを組み立てる

開始状態、入力、結果、次に行動できる状態までを一つの流れとして設計する。

  1. 開始状態

    これまでの記録がカレンダーに並び、今日の枠だけが空いていて、休みの日や猶予の残りも同じ画面で読める状態で待っている。

  2. 入力

    今日の課題を済ませる操作を、なぞる・描く・記録するといった一続きの動きで受け止め、指の通った所から結果が現れる。

  3. 結果・報酬

    過去の日々が順に灯って今日の枠に結果が収まり、連続した日数が一つだけ増え、休みの日も途切れずに同じ扱いで残る。

  4. 次に行動できる状態

    次回の予定が一つ示され、休む日にする選択肢が同じ重さで並び、期限や残り時間なしに次へ進める状態で終わる。

03

フィードバックの出し方

動きや音だけに頼らず、どの経路でも状態の変化が読めるようにする。

04

制作コントロール

8つの制作コントロールで、反応の強さと順序を決める。

  1. 入力

    今日の分を描く、記録する、課題を一つ済ませる。毎日同じ短さで終わる一つの操作を主役にする。

  2. タイミング

    操作の終わりに即座に結果を見せ、振り返りの点灯は1〜2秒で終える。毎日見る演出なので、長くしすぎない。

  3. ヒットストップ(間)

    今日の成果が枠に収まる直前に0.1秒ほど止め、日数の更新と結びつける。休止の選択肢や戻る操作は止めない。

  4. 増幅

    過去の枠が日付順に灯り、今日の枠で連続の線が閉じる。休みの日の枠も同じように灯らせ、続けてきた全体を祝う。

  5. 文字

    「描いた日 14」のように日数と今日の課題名だけを出す。期限、残り時間、記録が消えるという警告は書かない。

  6. カメラ

    カレンダー全体が見える距離を保ち、今日の枠に収まる瞬間だけ少し寄る。毎日見る画面なので揺らさない。

  7. 音と触覚

    枠が灯るたびに音階を一つずつ上げ、今日の枠で落ち着いた和音に閉じる。振動は任意で、収まる瞬間だけにする。

  8. 次の期待

    次回の予定と「休む日にする」を同じ大きさで並べ、休んでも記録はそのままだと文字で示す。通知は簡単に止められるようにする。

05

効く場面と崩れる場面

向いている用途、崩れ方、リスク、アクセシビリティ、操作に使わないための境界。

向いている用途

  • 語学や運動など、短い日課を続ける習慣づけアプリ
  • 日記や創作の記録を、積み重ねとして振り返る画面
  • 毎日少しずつ進む物語や作品制作の進み具合の表示

崩れ方

  • 連続が途切れると記録や財産が消える罰を中心に置く
  • 残り時間のカウントダウンや催促の通知で今日の分を急がせる
  • 休みの日を欠けた日として見せ、休むことを失敗に感じさせる

リスク

続けてきた日数は大きくなるほど失いたくない資産になり、楽しさより損失回避で戻ってくる状態に変わりやすい。期限や催促の通知が加わると、日課が義務と不安の源になり、睡眠や休息を削らせる。

アクセシビリティ

日数、今日の状態、休みの日、次回の予定を文字で画面に残し、カレンダーの枠は色だけでなく印と文字でも区別する。動きを減らす設定では振り返りの点灯を一度の切り替えにまとめ、日課の時間帯や通知の有無を利用者が選べるようにする。

倫理上の境界(操作に使わない)

期限切れで記録や財産を失う罰を中心にせず、連続を保つための有料の復旧や、失う不安を煽る表示、止めにくい通知で再訪を迫らない。休止日・猶予・記録復旧を標準で無料で用意し、休んでも記録が残ることを明示する。

06

標本動画で文法を見る

6秒・縦型 1080×1920・30fps・音声なしの標本動画と、その内容のテキスト代替。

6秒・縦型 1080×1920・30fps・音声なし

夕方の机の上で、パラパラ漫画の帳面「とりの はばたき」を1日1ページずつ描く画面。下に「描いた日 13日」と3週間のカレンダーがあり、描いた13日の枠にはその日のページの鳥が小さく入り、1週目の日曜は月の印の「休み」、今日の枠だけが点線で空いている。今日のページには鳥の下書きと、前の日のページの薄い重ね、翼の点線。右から入った指が翼の根もとに触れ、点線に沿って羽の先まで描き上げて前の縁を付け根へ下ろすと、指の通った所にだけインクが出て、描き終えると鳥にインクと色が入る。すると帳面が1枚目からめくれ、14ページの鳥がパラパラと動いてはばたき、鳥が見えたページの日のカレンダーの枠が順に灯る(休みの日は6ページで一拍止まるだけで、月の印の枠も同じように灯る)。最後のページから鳥が紙を離れて浮き(ページには、鳥の形に白く抜けた跡と下書きの線が残る)、0.1秒止まってから帳面の右の上を回り、「描いた日」の右からカレンダーへ降りて、今日の枠にとまる。そのフレームで「描いた日」が13から14になり、下の札「今日の1ページ:とびたつ」は「描けた」に変わる。最後に帳面は次の白いページになり、今日の鳥の薄い重ねと、木の実へ向かう鳥の下書き、「明日」が出る。カレンダーの次の枠に「明日」、札は裏返って「次の1ページ:木の実へ とぶ」になる。「休む日にする(休んでも 描いた日は そのまま)」は最初から最後まで選べる。期限・残り時間・通知・記録が消える表示は出てこない。

このエンジンの生成例

このエンジンの生成例はまだ記録されていない。標本動画はギャラリーにも掲載している。

ギャラリーでこのエンジンの実例を見る

08

制作者向けプロンプト

AI や制作チームへそのまま渡せる日本語の制作指示。

この記事のために、標本と分類から書き起こした制作指示。生成時の原文ではない。

刺激エンジン「連続維持型」を使った、6秒・縦型のUIモーション標本を制作してください。
反復行動:今日の分を描く、記録する、課題を一つ済ませる。毎日同じ短さで終わる一つの操作を主役にする。
開始状態:これまでの記録がカレンダーに並び、今日の枠だけが空いていて、休みの日や猶予の残りも同じ画面で読める状態で待っている。
入力とタイミング:操作の終わりに即座に結果を見せ、振り返りの点灯は1〜2秒で終える。毎日見る演出なので、長くしすぎない。
ヒットストップ(間):今日の成果が枠に収まる直前に0.1秒ほど止め、日数の更新と結びつける。休止の選択肢や戻る操作は止めない。
増幅:過去の枠が日付順に灯り、今日の枠で連続の線が閉じる。休みの日の枠も同じように灯らせ、続けてきた全体を祝う。
文字:「描いた日 14」のように日数と今日の課題名だけを出す。期限、残り時間、記録が消えるという警告は書かない。
カメラ:カレンダー全体が見える距離を保ち、今日の枠に収まる瞬間だけ少し寄る。毎日見る画面なので揺らさない。
音と触覚:枠が灯るたびに音階を一つずつ上げ、今日の枠で落ち着いた和音に閉じる。振動は任意で、収まる瞬間だけにする。
次の期待:次回の予定と「休む日にする」を同じ大きさで並べ、休んでも記録はそのままだと文字で示す。通知は簡単に止められるようにする。
動きや音がないとき:埋まった今日の枠、増えた日数、休みの印、次回の予定の文字だけで、記録が続いたことが分かる。
アクセシビリティ:日数、今日の状態、休みの日、次回の予定を文字で画面に残し、カレンダーの枠は色だけでなく印と文字でも区別する。動きを減らす設定では振り返りの点灯を一度の切り替えにまとめ、日課の時間帯や通知の有無を利用者が選べるようにする。
倫理上の境界:期限切れで記録や財産を失う罰を中心にせず、連続を保つための有料の復旧や、失う不安を煽る表示、止めにくい通知で再訪を迫らない。休止日・猶予・記録復旧を標準で無料で用意し、休んでも記録が残ることを明示する。
文字と主要UIのコントラストを十分に保ち、動きを減らす設定や音声なしでも意味が伝わるようにする。
オリジナルの抽象的な題材で作る。既存の作品・キャラクター・ロゴ・ブランド・独自UIを模倣しない。